埼玉県朝霞市、志木駅から徒歩4分「志木新成メディカルクリニック」の呼吸器外来です。
駐車場も完備。通いやすいクリニックです。
呼吸器外来について
志木新成メディカルクリニック呼吸器内科は、呼吸器系の疾患および病気の診断、治療、予防を専門とする医学の分野です。
呼吸器系は、鼻、喉、気管、肺などの器官からなり、呼吸に関する機能を担っています。
一般的な呼吸器疾患に加え、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の専門的な検査・治療も行っています。

専門内科
志木新成メディカルクリニックでは、一般内科に加え、各診療医師の専門分野による専門外来も設けています。
受診の目安
※呼吸器外来は、毎週火曜日に診察をおこなっています。
主な疾患
喘息
喘息は、通常、気管支の内側の壁が腫れたり狭くなったりして、呼吸の流れを妨げる炎症が起こることで特徴づけられます。
この炎症は、血管の拡張と浮腫(むくみ)を引き起こし、気管支のスムーズな通気を阻害します。
これにより、呼吸が難しくなり、喘鳴音、咳、胸の圧迫感などの症状が現れることがあります。
喘息の原因
一般的な原因
喘息の原因はいくつかありますが、最も一般的な原因はアレルギー反応です。
一部の人々は特定の物質に対して過敏な免疫反応を示し、それにより気管支の炎症が引き起こされます。
アレルギー誘発物質としては、花粉、ハウスダスト、ダニ、ペットの毛などがあります。
その他の原因
喘息の症状
軽度から中等度の喘息
重度の喘息
喘息の治療法
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。
たばこの煙を主とする有害物質を長期に吸入することで肺の中の気管支に炎症が起きて、咳や痰が出たり、気管支が細くなることによって空気の流れが低下します。
歩行時や階段昇降など、身体を動かしたときに息切れを感じる労作時呼吸困難や、慢性の咳や痰が特徴的な症状です。
長期の喫煙歴があり慢性的に咳、痰、労作時呼吸困難があればCOPDが疑われます。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の症状
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療法
間質性肺疾患
肺の間質に炎症が起こる病気で、肺胞のやわらかい壁の構造が壊され、壁が厚く硬くなるため、酸素を取り込みにくくなる病気です。
原因不明のもの(特発性肺繊維症)と、膠原病、喫煙、薬剤など原因が明らかなものがありますが、原因によって経過や予後、治療法が大きく異なります。
初期には無症状のことが多く、病状がある程度進行してくると動いたときの息切れや痰を伴わない咳が見られるようになり、風邪などをきっかけにして急激に病状が悪化し、死に至ることもあります。
間質性肺疾患の症状
間質性肺疾患の治療法
肺がん
日本人の「がん」による死亡者数の中で最も多い「がん」は肺がんで(男性1位、女性2位)、毎年7万人以上の方が肺がんで亡くなっています。
肺がんは喫煙との関連が非常に大きいがんであり、非喫煙者に比べて、喫煙者が肺がんになるリスクは男性で約4.4倍、女性で約2.8倍になります。
また、非喫煙者でも、周囲の人が吸っているたばこの煙にさらされること(受動喫煙)による肺がんリスクは約1.3倍になることが知られています。
喫煙以外にも大気汚染やアスベストなどへの曝露も肺がんの原因になり、元々、間質性肺炎や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがある方は肺がんを発症しやすいことがわかっています。
肺がんの症状
代表的な症状
その他の症状
がんの発生した場所によっては、しゃっくり、しゃがれ声、顔のむくみなどが見られることもあります。
また、肺がんは他のがんに比べて比較的進行が早く、他の臓器に転移しやすいという特徴があります。
そのため、骨への転移による痛みや、脳への転移による頭痛、吐き気、けいれん、意識障害などが生じることもあります。
ですが、初期は全く無症状で、健診などで胸部レントゲン検査を行った際などに偶然に発見されることも少なくありません。
肺がんの治療法
肺がんの治療は組織型と病期をもとに、以下の治療法を単独、あるいは組み合わせて行います。
早期であれば手術、放射線療法、進行してくると抗がん剤による化学療法が主な治療法となります。
※専門の病院での、早期治療が重要となります。
気管支炎
気管や気管支の粘膜が炎症を起こし、咳や痰が続く状態のことをいいます。
気管支炎は、持続期間によって「急性気管支炎」と「慢性気管支炎」に分類されます。急性気管支炎は数日から数週間単位で発症して、多くが自然治癒します。
一方で、慢性気管支炎は月単位・年単位で気管支の炎症が持続します。
気管支に炎症が起こる原因は様々で、細菌やウイルスのほか、喫煙やアレルギーなども原因となります。
気管支炎の症状
急性気管支炎
慢性気管支炎
気管支炎の治療法
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(SAS:sleep apnea syndrome)とは、睡眠中に一時的に呼吸が止まってしまうことを繰り返す病気の総称です。
無呼吸のたびに本人はほとんど気付かない目覚め(身体は眠っていても脳は目覚めている状態)が起こり、質の良い睡眠を得ることができず、日中の眠気を引き起こします。
肥満で首まわりの脂肪が多い、舌が大きい、顎が小さいなどが原因で喉のあたりの空気の通り道が塞がることで起こる閉塞型と、脳で呼吸の命令を出す部分が異常をきたして起こる中枢型がありますが、ほとんどの方は閉塞型となります。
飲酒や喫煙、睡眠薬の使用などが影響することもあります。
※現在、検査体制は準備中となりますので、SAS専門の脳波測定(一泊入院可能な病院)への受診へおつなぎします。
睡眠時無呼吸症候群の症状
睡眠時無呼吸症候群の治療法
肥満が原因の場合はまずダイエットをしてもらいます。
その他に、寝酒の禁止や禁煙といった生活習慣の改善、マウスピースの装着などの治療を行いますが、症状が強く改善が見込めない場合はCPAP療法(持続陽圧呼吸:continuous positive airway pressure )を行います。
CPAPとは、睡眠時に鼻マスクを装着し、専用の機械で圧を加えた空気を鼻から気道へ送り込むことにより上気道を広げ、睡眠中に気道が塞がることを防ぎ、呼吸が維持されるようにする治療法です。
日本では、無呼吸低呼吸指数(AHI)が20以上で自覚症状がある場合にCPAPの保険適用となります。
志木新成メディカルクリニックは、朝霞市にあり東武東上線「志木駅」から徒歩4分、駐車場も完備。通いやすいクリニックです。